西洋的知は対象を分けることで構築されてきた。 それでもなお、10万語の文豪の生み出すクオリアも、 一本の旋律のサブドミナントの深さが生み出すクオリアも、計算対象とされることはない。 人は真の幸福と自己実現のために「道」を必要とする。 「道」はあなたを幸福にする。 あなたと他者を分けることによって。 同時に「道」はあなたを孤独にする。 あなたと他者を分ける、その必然的な結果として。 あなたはあなただけの「道」を追求し、唯一の存在となるとき、 幸福は最大化され、同時に他者と隔てられる。 個のアイデンティティのもつ複雑性に対する計算アプローチは未だ途上であるために、 インターネットはマスメディアの時代から本質的に大きく変わっていないと私たちは考える。 生態系ニッチのソフトウェア的実現 全ての関係性は他者理解から始まる。他者=世界のあらゆる造物。 新時代の「創造社会」では、生産コストの劇的な低下により、 現代より遥かに多くの人が「創造者」となる。 全ての個が自己実現を果たす創造社会の実現 = 人々が創造性を発揮する道を深く追求し、表現し、他者と自己を差別化し、 それでも尚孤独に陥らないどころか多様な出会いと機会を提供される社会の実現 私たちは、あなたがどれだけ他者と違っていても、そのことを理解し、機会と出会いを提供するソフトウェア生態系を作ることを使命としています。